みちのく祭

岩手県北上市 「みちのく伝統芸能祭り」 
写真は、2012年~2014年にかけて撮影     鈴木慶治
 8月第1週 開催
鬼剣舞・鹿踊り・田植え踊り、等  

鬼剣舞(おにけんばい)は、岩手県北上市周辺に伝わる伝統芸能である。地元では、剣舞を「けんべぇ」とも言う。
この地方の夏祭りなどで盛んに披露されるほか、小・中学校の運動会のアトラクションとしても演じられ、
地元に根付いている。複数の踊り組団体がある 正式には念仏剣舞の一つであるが、威嚇的な鬼のような面(仏の化身)
をつけ勇壮に踊るところから、明治後期以降(1897年(明治30年)頃)に「鬼剣舞」と呼称されるようになったとみられる。
                               出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

鹿踊(ししおどり、しかおどり)は、江戸時代の南部氏領(盛岡藩陸奥国領)、
および、伊達氏領(仙台藩・一関藩の陸奥国領、および、宇和島藩伊予国領)、すなわち現在の岩手県、宮城県、
そして愛媛県宇和島市周辺で受け継がれている伝統舞踊である。
シカの頭部を模した鹿頭とそれより垂らした布により上半身を隠し、ささらを背負った踊り手が、シカの動きを
表現するように上体を大きく前後に揺らし、激しく跳びはねて踊る。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

田植え踊りは、主に宮城・岩手両県を中心にした東北地方で小正月(1月15日)のころに行われる行事です。
予祝芸能、田遊びが風流化したものとされる。 村の少年少女によって行われ、音頭取り、田植振り、鈴振りなどに分かれ、
それぞれが連携して踊り、春の豊作を願います。

道地ひな子剣舞
道地ひな子剣舞は、和賀地方に行われているひな子剣舞の一つである。この地方の鬼剣舞が青年男子の勇壮さを持つのに対し、
女児中心の華やかな舞踊と太鼓の曲打ちの一方で、念仏回向も行われ、神や祖霊に仕える処女舞という宗教的な側面ももつ
重要な芸能である。平安時代に慈覚大師によって伝えられたという由来をもつが、いずれにしても風流念仏踊りの一種の念仏剣舞系
の芸能で、花巻市から盛岡市にかけて分布する大念仏の一部が独立したものと考えられる。(いわての文化情報大事典-から)

岩手県 岩泉中野七頭舞
中野七頭舞は神楽舞いの一部で、「シットギジシ」を基本とした舞いであり、発端は天保時代にさかのぼるといわれています。
当時、神楽太夫と呼ばれた工藤喜太郎は、36名の弟子がいて種々の神楽を舞うことができました。神楽太夫は毎年巡業をし、北は久慈から南は山田、大槌と舞い歩き、好評を得たと言われています。この喜太郎が神楽舞いの一部を取り入れてこれを基本とし、中野に七頭舞を創始したといわれています。

北上川

鬼剣舞の動画 YouTube から