近江紀行

司馬さん(司馬遼太郎)は、近江が大好きであった。
「近江」というこのあわあわとした国名を口ずさむだけでもう、私には詩がはじまっているほど、この国が好きである。・・
近江の国はなお、雨の日は雨のふるさとであり、 粉雪の降る日は川や湖までが粉雪のふるさとであるよう、においをのこしている。
「近江からはじめましょう」 。
「街道をゆく」1971年~1996年・全43巻。第1作「湖西のみち」。この最初の言葉から以後25年に及ぶ旅がはじまる。
14年後の「近江散歩」でも司馬さんは語る。{私はどうにも近江が好きである、}と。
滋賀県の湖北と呼ばれるエリアは、美しい観音様が何体もある。 高月町にある向岸寺(渡岸寺)の国宝十一面観音
「渡岸寺の十一面観音」像の美しさを褒め称える著名人は多い。自分もこの像がすきである。
国宝の十一面観音像は現在7体あり、2012.11・にその全てを見る旅をした。

写真 2013.10 白鬚神社 海に浮かぶ鳥居 竹生島 琵琶湖クル-ズ 長浜夕景 長浜城