西ノ京

平城京の右京、つまり西部のことで平城京外の西方に位置する隣接地域を含んだ一帯を含んだエリアである。
朱雀大路の西にあたることに由来し、古くから用いられている言葉である。
かつてこのあたりには西大寺・喜光寺・唐招提寺・薬師寺などの大寺が連ねて栄えていたが、現代では大半は農地・宅地となり、
薬師寺や唐招提寺などがわずかにその昔の栄華をしのばせる。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

薬師寺
奈良県奈良市西ノ京町に所在する寺院であり、興福寺とともに法相宗の大本山である。南都七大寺のひとつに数えられる。
本尊は薬師如来、開基(創立者)は天武天皇。1998年(平成10年)に「古都奈良の文化財」の一部として、
ユネスコより世界遺産に登録されている。
2009年 (平成21年)平成の修理:解体修理で、2020年(令和2年)6月頃までの予定で約110年振りの東塔の解体修理が進められている。

カメラ機種   NIKON D700
撮影日時    2009/03/07  
解体修理前の東塔)ほぼ11年間は、この姿を見ることが出来ない。

2020.6には、再びこの東塔=右端の姿を見ることが出来るだろう。

入江泰吉さんは、この場所から薬師寺を好んで撮りました。池は・勝間田池・大池といいましたか。

薬師寺東塔の勇姿?。凍れる音楽-2020年に再見できるのが楽しみである。

2009-2020.6まで解体・修理中の東塔

薬師寺から唐招提寺に向かう道

唐招提寺
南大門(1960年の再建)を入ると正面に金堂(国宝)、その背後に講堂(国宝)がある。
金堂・講堂間の東西にはそれぞれ鼓楼(国宝)と鐘楼がある。

唐招提寺金堂 国宝。奈良時代建立の寺院金堂としては現存唯一のものである。

唐招提寺金堂 2000年から解体修理(「平成の大修理」)が行われ、2009年11月1日-3日に落慶行事が行われた。
撮影日      2013/10/11

唐招提寺講堂と鼓楼

薬師寺
『日本書紀』天武天皇9年(680年)11月12日条には、天武天皇が後の持統天皇である鵜野讃良(うののさらら)
皇后の病気平癒を祈願して薬師寺の建立を発願し、百僧を得度(出家)させたとある。

薬師寺金堂 - 1976年(昭和51年)の再建。奈良時代仏教彫刻の最高傑作の1つとされる本尊薬師三尊像を安置する

薬師寺西塔
西塔 - 東塔と対称的な位置に建つ。旧塔は享禄元年(1528年)に戦災で焼失し、
現在ある塔は1981年(昭和56年)に伝統様式・技法で再建されたものである。

薬師寺金堂 撮影日  2015/12/21

西塔と金堂  撮影日時  2015/12/21