みちのく伝統芸能祭り・2023.8.5
第62回 場所・岩手県北上市 さくらホ-ル/北上駅西口大通り
千本六斎念仏-京都市
「六斎念仏」の起源は定かではありませんが、平安時代、空也上人が始めたとされる踊躍念仏が起こりと伝えられており、民衆に仏教を広めるため六斎日(毎月
8、14、15、23、29、30の六日)に市中各所で鉦や太鼓を打ちながら念仏を唱え踊ったことから六斎念仏と称されるようになったといわれています。
朴ノ木沢念仏剣舞
さんさ踊り-山岸さんさ・盛岡
藩政時代から盛岡市近郊の各地で行われていた、伝統的な様々な「さんさ踊り」を統合し観光イベントとした。1978年から開催を継続している。勇壮さで知られる東北の祭りの中では、歴史が浅いために比較的知名度が低かったが「東北五大夏祭り」の名称が定着した。五色の腰帯は悪魔を追い払うという意味がこめられている。
獅子舞
鹿踊り
鹿の角をあしらった鹿頭をかぶり、五穀豊穣などを願い東北各地で踊られてきた。太鼓踊り系の鹿踊り。装束の重さは15キロ以上にもなるそうです。鹿踊りは、異界から来た霊的な存在を表しているともいう。「まれびと信仰」。ほかに地域の平安と悪霊の退散を祈願するといわれる。
1791年・寛政3年から伝承されて以来、現在まで絶えることなく昔の踊りの原形を引き継いで伝承されている。主に先祖供養のために踊られてきた。威嚇的な鬼のような面(仏の化身)をつけ踊ることから、明治後期以降、1897年頃に「鬼剣舞」オニケンバイと呼称されるようになったという。白面はリ-ダ-であり一人しかいない。もっとも踊りのうまい人のみがつけられる。一人加護を踊れるのは白面をつけた者のみとされ一剣舞と呼ぶ。