高野山紀行
和歌山 高野山/御影堂/六角経蔵//西塔/宿坊/山王院/根本大塔/金堂 奥の院/金剛峯寺
撮影日 2012.10.27 鈴木慶治
「空海の風景」を書いた司馬遼太郎氏は、その余話の中で以下のように述べています。
日本の歴史のなかで出現した偉人はいずれも、「日本」の菅原道真であり、「日本」の源頼朝であり、「日本」の西郷隆盛
であります。ところが一人、弘法大師だけは例外ですね。彼だけが「人類」の空海です。
お大師さんの思想はアメリカであれ、アフリカであれ、どこへ行っても通用する。・・弘法大師空海だけは珍しく世界観を
もった思想家といえましょう。・・日本の歴史がこれまでに持った最大の巨人で、真理そのものといったところがあります。
個人的なことですが小6の頃、高野山の観光課に-和歌山県観光課だったかもしれない-手紙を出したことがあります。
「高野山のことが知りたいので何か資料を送ってもらえないだろうか」という内容。子どもの書いた稚拙な手紙でしたから
返事はないものと半ば諦めていたところ、関係する資料の本が本当に送られてきたのです。吃驚して同時に感動。
以来高野山は個人的に特別な場所となっています。送られてきた本は12歳の子どもには難しかったですが・・。
御影堂
六角経堂
西塔
宿坊
根本大塔
金堂
金剛峯寺